松尾稲荷・ご祈祷
永昌寺の境内にある「松尾稲荷」は、商売繁昌や五穀豊穣、家内安全や健康、厄除けなど、さまざまな願いに寄り添う“お稲荷さん”です。毎年6月の最終日曜に大祭として「転読大般若祈祷会」が行われています。
お申込みいただいた方には、ご祈祷札、記念品を授与いたします。

松尾稲荷とは?
永昌寺では本堂の西側、松尾山のふもとに、京都の伏見稲荷大社の本願所であった「愛染寺」より分霊いただいた由緒ある「お稲荷さん」をお祀りしています。
松尾稲荷としてお祀りしているのは「荼吉尼天(だきにてん)」というインドにルーツを持つ仏教の神様です。白い狐に乗り、稲穂や宝珠を手にしたお姿で、心を込めて祈る人の願いをあたたかく見守り、叶えてくださるといわれ“仏教のお稲荷さん”として多くの人々に親しまれています。
商売繫昌や五穀豊穣をはじめ、家内安全や健康、厄除けなど、日々の暮らしに関わるさまざまなご利益があるとして、多くの方に親しまれています。

大般若経とは?
「大般若経」は、正式には「大般若波羅蜜多経 (だいはんにゃはらみったきょう)」と呼ばれ、 全部で600巻もあるとても大きなお経です。
このお経は、1300年以上も前に「西遊記」で有名 な三蔵法師(玄奘三蔵 げんじょうさんぞう) が、仏さまの正しい教えを学ぶために中国からインドまで旅をして持ち帰り、心を込めて翻訳されたものです。
大般若経は、仏さまの大切な教えを、きちんと後の世代にも伝えるために、とてもていねいにまとめられたお経として知られています。
曹洞宗のお寺では、人々の願いに寄り添い、みなさんの心のやすらぎや暮らしの平和を祈る大切な 法要などで用いられています。

転読大般祈祷会とは?

「転読大般若祈祷会」は、大般若経を用いた特別なご祈祷の法要です。600巻もある大きなお経を、最初から最後まで一字一句読むのではなく、要所ごとに読み上げながら、経本(きょうほん)を左右に勢いよくパラパラとめくっていきます。この時に生まれる清らかな風にあたると、厄災を払い、幸運がもたらされるとされています。
稲荷祈祷 申込み概要
| 日時 |
毎年6月(最終日曜日) 午前10時より |
|---|---|
| 場所 | 永昌寺本堂 |
| 申込み方法 |
下部のご祈祷申込みフォームよりお申込みください。 ※申込み用紙をお持ちの方は、永昌寺まで直接お申込みください。 |
| ご祈祷料 | 8,000円 |
| 授与品 | ご祈祷札・記念品 |
祈願の種類
- 家内安全
- 身体健全
- 開運招福
- 所願成就
- 商売繁昌
- 家業繁栄
- 交通安全
- 健康長寿
- 学業増進
- 合格祈願
- 良縁成就
- 病気平癒
- 厄難消滅
- 等々
令和7年 厄年早見表
(数え年)
| 男性 | 女性 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 前厄 | 本厄 | 後厄 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
|
24歳 (平成14年生) |
25歳 (平成13年生) |
26歳 (平成12年生) |
18歳 (平成20年生) |
19歳 (平成19年生) |
20歳 (平成18年生) |
|
41歳 (昭和60年生) |
42歳 (昭和59年生) |
43歳 (昭和58年生) |
32歳 (平成6年生) |
33歳 (平成5年生) |
34歳 (平成4年生) |
|
60歳 (昭和41年生) |
61歳 (昭和40年生) |
62歳 (昭和39年生) |
36歳 (平成2年生) |
37歳 (平成元年生) |
38歳 (昭和63年生) |
※上記の年齢は数え年であり、満年齢に1歳足した年齢です。
※地方や宗派により異なる場合があります。ご不明点はお問い合わせください。
ご祈祷札について

授与いただいたご祈祷札は、粗末にならない場所、神棚や仏壇にお祀りください。
一年経ちましたら、お寺にお持ちください。
