永昌寺について

松尾山 永昌寺のホームページにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

永昌寺は岐阜県関市小瀬の地にて、清流長良川の清らかな流れと、松尾山の自然に見守られながら、静かに佇む曹洞宗のお寺です。古くから地域の皆様に支えられ、仏さまの教えを大切にし、歩んでまいりました。

ご先祖さまへのご供養をはじめ、日々の生活に少しでも気づきと安らぎをもたらすお手伝いができればと思っております。どうぞお気軽にお参りください。

永昌寺について

永昌寺は、岐阜県関市小瀬、清流・長良川を見下ろす松尾山のふもとにある、曹洞宗のお寺です。

そのはじまりは、1528年(享禄元年)。関市下有知の龍泰寺から一つのお堂を小瀬杉洞へ移し、快庵妙慶大和尚をお迎えして「清伝庵」と呼ばれるお寺になったことが始まりです。

開山の快庵妙慶大和尚は、栃木県の大中寺という 名刹(有名なお寺)を開いたことでも知られています。また、江戸時代後期の文人・上田秋成が書 いた『雨月物語』の「大中寺の青頭巾」では、物語の主人公として登場するほどの名僧です。

また、永昌寺の開基(お寺を創立するきっかけを作った方)は、木曽義仲の子孫であり、小瀬鵜飼 の鵜匠のご先祖でもある足立新兵衛氏(永昌院殿心徹道欽大居士)です。現在の小瀬鵜飼で活躍する鵜匠・足立陽一郎氏のご先祖にあたります。その後、1728年(享保13年)7月には、お寺が小瀬杉洞から今の場所に移り、龍泰寺第25世の透空正鱗大和尚を法地開山としてお迎えしました。 そして、寺名も「清伝庵」から「永昌寺」へと改められ、今に至っています。

文化財について

永昌寺の山門のそばには、樹齢およそ500年といわれる大きなイチョウの木があります。 このイチョウは関市の天然記念物にも指定されています。

基本情報

宗派
曹洞宗
本山
大本山永平寺・大本山總持寺
名称
松尾山 永昌寺
本尊
釈迦牟尼仏
開山
快庵妙慶大和尚
法地開山
透空正鱗大和尚
開基
永昌院殿心徹道欽大居士
霊場
中濃八十八ケ所 第21番札所
住職
鬼頭周賢(24世)
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